大阪国際女子マラソン
2011年 大阪国際女子マラソン
大阪国際女子マラソンに出場するには、高いハードルがあります。大会にエントリーするには、例えばフルマラソンで3時間15分以内の公認記録が必要です。
多くの女性市民ランナーにとって、この大会の出場資格を得ること自体があこがれの目標であり、そして実際に大会のスタートラインに並ぶことは、大変な栄誉です。まして、スタートしてから厳しい関門を通過し、ゴールまで時間内に完走することは、更なる高みへの挑戦です。
その大阪国際女子マラソンに、2011年1月30日、武庫川SCより2名のクラブ員が出場しました。
スタート写真は小林玲子さんのブログ《RUN♪RUN♪Diary!》より
2011年1月30日(日)午後12時10分スタート、長居陸上競技場発着42.195Km、
スタート時の気象条件;晴れ、気温3度、湿度49%、東の風2.4m、
出場者393人中完走者330人(完走率84%)、
【優勝】赤羽有紀子(31、ホクレン、写真左)2時間26分29秒
【二位】伊藤舞(26、大塚製薬、写真右)2時間26分55秒
【強い風が吹く中、頑張る女性ランナーたち】
小林 玲子 さん
ゴールタイム : 2時間51分11秒
順位 : 20位/393人中
(昨年の記録: 2時間44分8秒 18位)
今年は、雨の降った昨年とは違い、晴天で湿度も低かったのですが、スタート時の気温が3度、時折、風が吹いて体感温度はそれ以上の寒さでした。強い向かい風を受ける場面もあり、走る選手にとって厳しいコンディションでした。
【1月22日、武庫川SCで行った大阪国際女子マラソン出場者壮行会でスピーチする小林玲子さん】
- (小林玲子さんのブログより) 「集団の中で走っていると本当に楽でこのままずっと走っていられるような感覚さえ感じました。何度かペースアップがありましたが、すぐに対応出来、順調に中間点⇒30キロと進んで行きました。この頃になると5、6人居た集団も崩れ3人ほどになっていました。」
- 「・・・一人になってからは急に向かい風が身体にまともに受けるように感じ、足をすくわれる様にさえ感じました。そうなるとどんどん体力を奪われるようでした。沿道から『15番よ!』と声を掛けられ一瞬息を吹き返しましたが、それでも足が全く前に出ず、足を置いているような感覚で長い長い道のりとなりました。
でもたくさんゴールで待ってくれてるからと、それだけを思って走りました。結局トラックの中でも抜かれ、最後は何とか目標であった20位を死守することが出来ました。」
- 「・・・寒い中、沿道で応援してくださった皆さん、テレビで応援してくださった皆さん、そして激励の言葉を贈ってくださった皆さん!本当に本当に有難うございました。皆さんの声援を力に変えて走れました。そしてゴールすることができました。ありがとうございました。ちょっと不完全燃焼の部分もありますが私にとって最高の大阪になりました。皆様に感謝です。」
本人の言葉、ゴール写真は小林玲子さんのブログ《RUN♪RUN♪Diary!》より
2011大阪ハーフマラソンも同時に開催
山田 美由紀 さん
- 30Km関門(2時間18分)で棄権
- 昨年の雪辱を期し今年に臨んだものの、故障の回復と調整不足が影響し、残念ながらゴールテープを切ることはできませんでした。
- 地元で市民ランナーズクラブ『三田アスリートX』を主宰、メンバーの出場と活躍に向けリーダーとして尽力し、それぞれを完走へと導きました。
天野 美絵 さん
- 欠 場
- 今回初めての出場予定でしたが、直前の故障のため、やむなく出場をあきらめました。
来年の出場と走りに期待!
- 今回初めての出場予定でしたが、直前の故障のため、やむなく出場をあきらめました。